洗濯方法はこれでばっちり!ワキガ対策のためにできること

ワキガの人は、ワキ臭をクリームで対策したり、制汗スプレーをふきかけたりするほか、悩みの原因として挙げられることが、汗の匂いが洋服に残ってしまうことです。タオルや洋服の貸し借りをした時に「ワキガがうつる」と言われるのも、衣類などにワキガの匂いが残ってしまうからです。

そこで、自宅でできる洗濯物の洗い方で、ワキガ臭、黄ばみを残さない方法を紹介します。

水の温度は40度!

多くの人は、普段、洗濯する時の水の温度は気になっていない人が多いです。

しかし、洗濯する時の水温で、皮脂汚れが落ちやすいのは40度前後です。水温を40度くらいにするほか、最初に汚れ落としとしてぬるま湯で部分洗いをすることも有効です。お風呂の水を利用して洗ったりなど、工夫してみましょう。

酸素系漂白剤につけおき

ワキガで汚れるのは、ワキの周辺です。部分汚れと同じ原理で洗剤を使ってつけ置きをしておきます。ぬるま湯、40度前後の水を使い、酸素系漂白剤を使うことで黄ばみになりにくくします。

酸素系漂白剤とは……
しみ抜きや除菌に使われる洗剤のことで、漂白効果もあります。過酸化水素水が主な成分で、オキシドールと同じ成分になります。原液をシミに塗り放置しておくことで、シミ汚れや部分汚れに効果があります。殺菌作用もあります。

代表的な酸素系漂白剤
・花王ワイドハイター
・シャボン玉石鹸酸素系漂白剤
・オキシクリーン
・パックスナチュロン酸素系漂白剤
・サラヤ漂白・除菌剤

重曹・セスキ炭酸ソーダでも代用可能

コストコで購入できるオキシクリーンのほか、重曹、セスキ炭酸ソーダといった製品でも代用ができます。ぬるま湯に重曹、セスキ炭酸ソーダの粉を入れて溶かし、そこに衣類をつけこみます。ぬるま湯にしておくといいでしょう。ホームセンターやドラッグストア、ダイソーやセリアといった100均でも購入できます。

クリーニングに行く方法も!

家で洗えないスーツやコートなどはクリーニングに出すことも考えてみましょう。そして、ワキガの匂いが気になるのなら、クリーニングでは、追加料金を払うことで汗ぬきのコースを申し込むことができます。

毎日着ていると汗のにおいが首周辺、わき周辺についたままになってしまいます。クリーニングでは表面的な汚れを落とすことができても衣類の汚れを落とすことは難しいため、特別コースの汗ぬきをしてもらうようにします。

Yシャツやポロシャツといった肌に触れる洋服だけでなく、スーツやコートも毎日着ていることでニオイ汚れがついてしまいます。自宅で洗えない衣類もクリーニングでニオイ対策をしてみましょう。

ワキガはうつるのか?匂い対策として何ができる?

「ワキガはうつる」と言われていますが、本当でしょうか。結論から言うと、ワキガはうつりません。冬の時期に風邪やインフルエンザ、肺炎、溶連菌、水ぼうそう、結核などウイルス性の病気だと、うつることがあるのでワキガも同じかと思ってしまいがちですが、そうではありません。

ワキガはうつらない!安心して!

ワキガがうつる説は、昔から指摘されています。

ワキガの人のニオイが気になってしまうと、タオルを貸し借りする時、体温計の共有の時、スポーツのゼッケンを共有する時などちょっとしたことが気になったりするものです。

脇の下の汗が独特の香りを放つワキガは、病気ではありません。遺伝による体質によるものです。そのため、ワキガは他の人には移りません。

ワキガのニオイ原因はアポクリン腺と呼ばれる汗腺です。この量が生まれつき多いとワキガになりやすいです。アポクリン腺の皮脂量は遺伝子によって決定されているので、接触感染は行われず、日常生活でも増えたり減ったりすることはありません。ワキガの人が汗をふいて、そのタオルで汗をふいてもアポクリン汗腺の量がうつることは0%なので安心しましょう。

ワキガ体質の人、違う人は、汗の量、皮脂量も違います。よく、ワキ汗臭のことをニオイ菌と言ったりしますが、肌についても菌は繁殖しません。つまり、ワキガは感染しないので、肌を触れ合っても大丈夫です。

ワキガがうつると感じる原因は…… 

ワキガがうつったと感じるのは、ワキガの人が使ったタオルや衣類にニオイが既に付着していて、自分自身も体臭が気になることが原因です。ついた汗のにおいが取れていないので起こります。

ワキガのニオイは、普通の洗濯では落ちないことがあります。ニオイを対策したい場合は、原因の汗、皮脂を分解できる洗濯洗剤を購入する必要があります。酵素や消臭能力が強い洗濯洗剤を使うことで、対策ができます。

ただ、肌、衣類についた菌をこまめに洗い流すことでにおいは薄くなっていきます。

突然ワキガになってしまうことも!

これまで気になっていない人が、突然、ワキガ症状になってしまったということもあります。

遺伝で体質を引き継いで、アポクリン汗腺が多い体質の人でも全ての人がワキガにはなりません。汗をかきにくい生活をしていると、自分自身がワキガじゃないと思っている人もいます。

発症する時は個人差もあります。どのタイミングでワキガになるかはわかりません。逆に汗をかいて自分自身がにおっていると感じてしまうこともあり、ワキガではないのに勘違いしていることもあります。

脱毛でワキガが軽減?アポクリン腺とエクリン汗腺の違いとは……

ワキ脱毛でワキガは治るといった口コミを見かけます。例えば、クリニックで医療レーザー脱毛をしたり、エステサロン脱毛をすることでワキガが治ったという口コミです。

脱毛するだけでワキガ治療になるかどうかわからないと思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

脱毛して必ずしもワキガが治療できるわけではない!

脱毛について調べると、脱毛することで

・汗の量が増えた
・ワキガは変わらない
・ワキガ臭が強い

など逆の意見もあります。

ワキガを改善するためにお金を払うので、実際に効果があるかないかを知りたいものです。ワキの脱毛で効果的と言われている理由は、原因になる菌が繁殖するワキ毛をなくすことで、雑菌の繁殖をおさえることができるからです。ワキガ手術をする前に、まずは脱毛に通うことで、雑菌が繁殖しやすい部位を清潔に保つことができます。

ワキガについての基礎知識

ワキガは腋臭症(えきしゅうしょう)と呼ばれる症状です。人間は生活していると汗をかきます。一般的な汗の香りとは違い、ワキガ症状だと独特の香りがして、通常の汗の香りとは違うものです。

(ワキガ症状の汗の香り)
・えんぴつの芯に似ている
・クミンと呼ばれる香辛料に似ている
・たまねぎのよう
・雑巾のような香り

自分自身ではあまり気づかないかもしれませんが、皮膚科などで診断してもらったり、友人や家族から汗のニオイが違うと指摘された場合はワキガの可能性もあります。

2つの汗腺が違う!雑菌が繁殖しやすいのは……

まず、わきには2つの汗腺があります。それが、アポクリン腺とエクリン汗腺です。

・アポクリン線……
ワキガと強い関係にあるもので、生殖機能が発達する時に活性化し、塩分が含まれない部分なので脂質や糖類が多く、雑菌が繁殖しやすくなります。

・エクリン汗腺……
エクリン腺からの水分が汗になり、塩分を多く含みます。栄養素が含まれていて雑菌は繁殖しにくいです。

アポクリン腺からの汗はたんぱく質、アンモニア、脂質、鉄分を含んで白っぽいです。アポクリン腺からの汗自体はニオイはありませんが、雑菌が繁殖しやすいのでニオイの原因になりやすいです。アポクリン腺にはワキ以外に耳、陰毛、乳首周囲、肛門にも存在し、ワキ以外の汗はニオイがないとされています。ワキガ手術では、このアポクリン腺を切除します。

その一方でエクリン腺から分泌される汗は塩分、尿素、アンモニアが含まれていて雑菌は繁殖しにくくなっています。多汗症になるのがエクリン腺で、肥満体質の人は注意する必要があります。

脱毛をすることで、ワキの部分に雑菌を繁殖させにくくしてニオイを軽減させます。

自分自身がワキガかチェックリストで確認!あてはまってる?

ワキガは、自分では気づきにくく、人からも指摘をされにくいです。そのため、気づくのが遅くなることが難しい点です。人間は無臭ではありません。

無臭の人間はいない!生活していると何かニオイは放っている

人間の体からは、何かしらのニオイは放っています。ワキだけに限らず、

・汗のにおい
・口臭
・頭皮臭
・足臭
・加齢臭
・老人臭
・タバコ臭

があります。知らないうちに周囲にニオイを発散させています。嗅覚がするどい人は、ニオイに対して敏感で、そこまで感じない人もいます。

また、上記以外に焼肉やパスタなどにんにくを使った料理が洋服についてニオイを発生させることもあります。そのため「自分はワキガじゃないか」と自分自身のニオイを気にしすぎてしまうとよくありません。

現代人の中には潔癖傾向な人もいて、人間は無臭じゃないといけないと思いがちですが、ニオイを気にしすぎてしまうことで「体臭恐怖症」と呼ばれる精神的な病気になってしまうこともあります。気になるようならチェック項目を確認したり、医師に相談することで、自分がワキガかどうか判断しておきたいものです。

ワキガかどうかチェックするポイントは?

ワキガかどうか、下記項目でチェックしてみましょう。以下のチェックポイントに当てはまる項目が多いほどワキガである可能性が高くなります。

・汗をかくと黄色い汗じみがつく
・耳あかはウェットタイプで湿っている
・両親がワキガ、どちらかがワキガ
・毛深い方だと思う
・脂性肌だ
・ストレスが多いと感じる
・野菜よりも肉をよく食べることが多い
・脂っこい食事が多い
・お酒やたばこをたしなむ
・脱いだ靴下、靴がくさいと思う
・汗をよくかく方だ
・緊張したりすると汗をかく

これらに当てはまる要素が多いほどワキガですが、素人判断でワキガなのかどうかは見極めが難しいところがあります。理由は、単なる汗臭さとワキガは違うからです。

ワキガを診断してもらうなら何科がいい?

ワキガかどうか診療してもらうときに迷うのは何科で診察してもらうかです。診断してもらった後にどうしたいかにもよりますが、わきがは汗腺が原因のため、

・形成外科
・美容形成外科
・皮膚科
・美容外科

で診断を受けることができます。総合病院でも皮膚科がある病院であれば診断を受けることができます。

わきがと診断された後は、科によって、

・手術
・レーザー治療
・ボトックス注射
・レーザー脱毛

をすすめられます。自己治療だとワキガ専用の塗り薬を使用して治療することもでき、単にワキガと診断してもらうだけもできます。